新しくたちあげていく。
2014年03月20日

基礎工事が終わる頃・・・木材が到着し木工事が始まった。
既にコンクリで立ち上がった倉庫&スタッフルーム以外は全て木造。
なので、ココからは大工仕事がほとんどを占めることになる。
まだ、こんなフィールドを創りたひ・・という構想が単なる"絵に描いた餅"の頃、
アタマの中にだけあったおぼろげなイメージがまずは紙の上でラフスケッチになり、
→寸法の決まった平面図になり→
その平面でしかなかったプランが立体となって目の前に立ち上がって顕れると
構造物としてのリアリティーがぐんと増してくる。
創ろうとしてものがとてつもなく大きく手に負えないもののように感じて、
少し怯みそうにもなりながら、それでも前にしか道は続いてない。

まだまだ更地だった時のココ。
それまでのぬくぬくとした居場所から、
色んな意味で次の未知へ向かうと決めることが、
ワタシにとっては、足が震えるほど怖くて勇気のいるトライだった。
この土地に出会ってからここ2年くらいの間、
コトを進めていくに当たって本当に様々なコトが起こり、
色んな壁にぶち当たり、それと共に吹き出してきた色んな感情を味わい、
内側の壁をぶちこわし・・・
ひとつひとつのフェーズを消化し超えてきてる気がする。(まだまだ進行形)
そしてほんのつい最近、ジブンの持つセルフイメージが
このプロセスの中でとてつもなく大きく反転してることに気付いてちょっと愕然。
ずーーーと長い間、ジブンは完璧でとても強い人間だと信じてたワタシ。
様々な出来事を経る中で、
そんな完璧で強いジブンなんて実はどこを探しても見つからなくて・・(;_;)
その真実を受け容れざるを得なかったのでした。
(まぁ、ジブンを強くて完璧な人だとジブンで思ってる人の中には、
本当に強くて完璧な人なんて実際はいないんだけどね〜。笑)
新しい試みの中でイロイロ起こる現実=ジブンの外側で格闘している様に見えるけど、
全てはジブンの中にあるモノを投影し
格闘して疲れてるに過ぎないんだよなぁ・・きっと。
そんな新たなジブンが立ち上がるにつれ、
白保では物理的にも、建物がリアリティーをもって建ち上がっていく。
不思議な連動・・(;_;)

さて。
木材が届いたと思ったら、
あっという間に柱は立ち上がるとのことで、
棟上げ、上棟式が3/24に決まりました。
過日の地鎮祭もそうだけど、
この類の儀式は潮の満ち干も考慮してその時間を決めるらしい。
現場監督のオオシロさんによると、
この日の潮が充ち満ちる正午の手前、11時からがいいらしく・・
全てが人生初のことで、どんな準備をしたら良いのか・・
そんなことにすらいちいちアタアタしながら・・
人に助けを乞いながら何とか進んでいるのであります(≧∇≦)